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最近の「障害児通所支援に関する検討会」の内容を受けて
次回報酬改定まで残り1年半を切ってきました。
報酬改定に向けて、関係機関や専門家の皆さんが色々と議論されていますが、
これまでの検討内容を踏まえ、児童発達支援事業所・放課後等デイサービス事業所の報酬がどう変わっていくのか整理してみます。
【運営に影響が大きい、ほぼ間違いなく導入されるだろうこと】
(1)児発・放デイともに、「総合支援型」(仮称)と理学療法等の「特定プログラム特化型」(仮称)に分類
(2)短時間支援の実施で、ある程度の報酬単価を得られるのは理学療法等専門職の行う「特定プログラム特化型」のリハに限られる
(3)児発・休日の放デイの報酬形態は、支援時間の長短により細かく設定される
※平日の放デイの報酬単価も時間単価が導入される可能性もゼロではない
児童発達支援事業所・放課後等デイサービス事業所経営者は、少なくとも上記3点をしっかり頭に入れた上で、今後の経営方針・戦略を立てた方が良いかと思います。
ある程度アンテナを立てている方は、上記は「当たり前だよ何を今さら」と思うかもしれませんが、
この基本的なことを知らない、知っていても自事業所の運営に活かせていない事業所が多いこと…
経営者の判断ミスで、従業者を不幸にしてはいけません!!
※きっとよろしくない経営戦略例※
(1)放デイ単独から専門職がいない中で短時間のリハ的?児発を開始
⇒実際に、周りでこんな展開を始めてしまった事業所がいました(苦笑)
専門職のいない短時間リハはあまり需要がないばかりか、次回報酬改定でかなり痛い目をみること間違いなしなのですが…
(2)塾や○○療法と称した、専門職がいない中での短時間放デイを展開
⇒現報酬では運営できても、次回報酬改定後にどう事業転換していくのでしょうか?自費サービスに移行?
では、どういう戦略を立てるべきか。
それはいくつも方法がありますが、ここではその話題には触れずにおきます。
GOOD LUCK